家族で闘病日記(s21084810’s diary)

妻がガンに・・・。全員で力を合わせて???闘病の妻を支える家族の日記。

ホッとひと息

実は、肺に転移している可能性が出てきて、今の病院では治療ができないと告げられた訳でありますが、無事転移の疑いも晴れて、昨日より治療が開始できました。無事に治療が開始できたものの、もし治療できていなかったら、、、と思うと本当にホッとしました。

 

さて、今回妻が受けている治療は、粒子線治療というもので、かなり強力なもののようです。入院前に院内を見学させていただきましたが、普通の病院のイメージはなく、治療する棟は大規模な機械設備が設置されており、患者さんが決められた時間になったら、病棟から治療する棟に徒歩で移動し、自分の順番が回ってきたら、その機械設備から放射される粒子線を体に当ててガン細胞をやっつけるとのことです。

 

見学させていただいた時、既に入院して治療を受けておられる方何名かとすれ違いましたが、どの方も健常者と何ら変わらない雰囲気で、近代のがん治療ってスゴイなと感じました。私の妻も入院していますが、治療に要する時間は1日当たり20〜30分。しかも、粒子線を放射している時間はそのうち2〜3分しかないようです。私の妻の場合、このような治療を度に土日は休みで平日5日間、2ヶ月弱受けることになります。この期間は患者さんの病状によって違いようで、妻の病室の隣の方は1ヶ月程度とのことで、妻の治療期間の半分です。

 

担当医の先生から治療開始に当たり説明を受けましたが、副作用や晩期反応は決して侮れず、視力低下や骨の弱体化、一部の脳壊死など、お聞きしていてドキっとするような内容ばかりでした。

 

まずは治療が開始できてホッとしました。今日は許可を得て妻も帰宅しています。さあ、これから本格的ながん治療の始まりです。